バレンタイン・パーティ

21世紀が始まったかと思うと、気がついたらもう、バレンタインの季節。 人間、年を取ると共に、月日が経つのが早く感じるというが、私もまさに、あっという間に過ぎてゆく感覚を持つ年齢に、なってしまったようだ。

2月14日のバレンタインは、日本にもアメリカにもあるのだが、ちょっと日本のバレンタインと違うのが、アメリカ式だ。アメリカのバレンタインには、男性から女性へ、または女性から女性へ、友達や恋人の間で贈り合う。「バレンタイン=チョコレート」ではなく、カードだったり、花だったり。物を贈る場合もハートやピンク、赤色系のアイテムが多い。我が家では、毎年 彼がフラワーアレンジメントの素敵な花をプレゼントしてくれている。

朝、"Happy Valentine, Sweety!"と、彼の頬にキスをして、早速 幼稚園へ向かう。
今日は 我がクラスでは、Valentine Exchange と Pizza Party をする予定だった。
Valentine Exchange とは、子ども達が それぞれ クラス人数分のカードやチョコレートなどを持ってきて、皆で交換をし合うことを指す。朝から 子ども達は自分が何を持ってきたか、見せ合って興奮をしていた。

カードは、やはり流行りのキャラものが多く、ディズニーの Toy Story のバズや Dinosaur, Powerpuff Girls や Blue Clues なんかの直径5cm くらいの ミニ・カードに名前を添えてあるものだ。2,3歳のコは、ママが書いたもの、4歳のコは ちゃんと自分でサインをしてあるのもある。

この日のために、私たちは数週間前から バレンタイン・ボックスを作り、デコレーションをしていた。普通は、幼稚園では、ボックスは靴の空き箱を使用する。箱を白紙で包んで、その上から子ども達がそれぞれ、色塗ったりコラージュするのだった。今年は、ある父兄が沢山のプラスティックのおむつふき箱をくれたので、それを使用することにした。

Glitterというキラキラするペイントでカラフルに色塗り、そしてピンクや赤の羽、ハートの木、ボタンなどで、デコレーションをする。何日にも掛けて箱を作り上げた子供もいるし、3日くらいで簡単に仕上げてしまった子もいた。
その上から、大きく名前と、そしてその横に、それぞれの写真を貼り付けた。字の読める4歳の子ども達には、そのボックスが誰のものか名前で分かるが、2歳半の子ども達は、ボックスを写真で判断する。どの子も平等に分かるように、配慮する。 

そして、11時、ちらほら父兄も集まったところで Valentine Exchangeだ。2人ずつ、全員の子供に手渡ししてゆく。貰った子ども達は、自分の箱にしまってゆく・・・。
カードなど沢山貰っても、きっと後で読んだりしないとは思うのだが、子供というのは なんでも欲しがる。とりあえず、貰いたいらしい。(笑)それぞれの箱は、収まらないほど沢山のバレンタインになった。私たち、教師も子ども達(父兄)からバレンタインの贈り物やカードを頂いた。

頼んでいたピザのデリバリーもやってきて、ピザパーティが始まる。
ママたちと一緒に食べるペペロニ・ピザに、子ども達も大満足。そこへ ある女児のパパがやってきた、2本のバラと共に。
「はい、これは ママに、そしてこれは 君に・・・。」と妻と娘にバラを贈るパパ。う〜ん、イイやないの〜!!こんな小さな女の子にも 時には、「女」として扱ってくれるアメリカのパパ。

今年も まあ 無事にバレンタイン行事が終わった。(実は行事モノは、とっても疲れるものである。)
仕事が終わって疲れて家に帰ると、彼はパスタを作って待っていてくれた。昨夜から洗ってなかった食器も 綺麗に片付いていた。仕事から帰って、料理が出来ているときほど 嬉しいことは無い。
"Thank you, honey. I love you." 週末に、欲しかったサングラス買いにいくの 忘れないでヨ!

      


Powerpuff Girl