Solving Problem
教師にとって、子供達に 自分達で考え、結論を出す機会を与える事は 大切だ。教師や大人が、「喧嘩はやめなさい。」「仲よくシェアしましょうね」と
提案したり、注意するのではなく、仲介に入り、「どうしたら良いと思うか?」子供達に考えさすのが アメリカの教師の役目だ。solving problemは、2才の頃から
始まり、4才にもなれば 言葉に出して表現できるため かなり良いアイディアが 出てくるようになる。もし それが まだフェアではないアイディアであっても
それでいいのだ。それが、彼らのレベルで考えられる回答なのであり、自分達で考え解決した ─ という事が 大事なのだから。最近も 4才クラスにて、こんな事があった。
アイリーンと サラは 2人とも自己が強く、語学力も発達している。そして 2人とも仲が良い。Self-choice activity ( @ ) の時間、2人は writing table (A ) にて、
レインボークレヨンで 1枚の紙に 色をぬっていた。事は、アイリーンが その共同作品の紙を 自分のファイルにしまおうと したことから始まった。
サラ 「その紙は 私のだから 返して!」
アイリーン 「これは 私の紙だよ。私が塗ったんだから 私のだよ。」
サラ 「アイリーン! あなた 私にくれるって言ったじゃない!その紙 私に返しなさいよ!」
私 「どうしたの? なにか大きな声で話していたけど なにか問題あったの?」
サラ 「アイリーンが 私の紙 返してくれないの。」
アイリーン 「だって これ 私が塗ったんだもん。だから 私のファイルにいれるの。」
サラ (アイリーンに向かって、) 「あなた、私に終わったらプレゼントしてくれるって言ったじゃない! うそつき!!」
サラ (私に、) 「これは、私も塗ったんだよ。だから 私のでしょう?」
私 「どうやら この素敵な紙が 貴方たち 2人とも欲しいから 問題がようですね。貴方たち 2人とも 欲しいのは とてもよく分かるわ。けれど、私は
アイリーンが 貴方にあげると言ったのを 聞いていないから なんとも言えないわね。どちらが 貰うかはあなたたちで決めなさい。それまで、私が この紙預かってるから。」
アイリーン (私に、) 「それ 私のファイルに入れてくれる? サラには 私 また描いてあげるから。ね?」
サラ ・ ・「他のなんて欲しくない! 貴方が それ貰えばいいでしょう? 私が これ 貰うのー!」(だんだん 大声になってくる)
私 ・ 「どうやら まだ 問題は 解決していないみたいね。それに、貴方たち 今 とても怒っているから 話し合いが 出来ないでしょう?
しばらく、お互い 離れて別のところで遊んだらどうかしら? いつもは 仲良いのに 今は とっても 怒ってる。少し離れて落ち着いたら、問題解決できるでしょう。」
アイリーン 「・・・私達、仲良い時もあるけど、怒る時もあるの。」
私 「そうね、今は 怒っている時みたいだね。1人になれば 落ち着くとおもうよ。」
アイリーン (ぼそっと) 「・・じゃあ、2人ともが (Sorry) って言い合うのは?」
私 「それは 別の 良いアイディアだよね。」
アイリーン (サラに向かって) 「Sorry!」
サラ (にこっと) 「Sorry!」
アイリーン 「ねえ、サラ! じゃあ、この紙 半分こしようよ! そしたら 私達2人とも 貰えるよ!!」
サラ 「うん! 半分こ しよっ!」
2人は また 一緒に Writing tableで なにやら 遊び始めました。私は 子供達が 自分達で 気持をコントロールし、問題を解決した時 とても
喜びを感じます。大人があれこれ言わなくても 子供達は 子供達同士 解決策を見つけます。そして、これは 子供時代の 大切な学習の1つでも あるのです。
@ ・・・4、5つの アクティビティを 提供し 子供が 自由に やりたい事を選ぶ時間
A ・・・自分の名前を書いたりもするが 字を書く事だけが、Writingではない。園児たちにとっての writing とは、色鉛筆や クレヨンで
絵を描いたりハサミや糊を使って 手紙を書いたりするのも 「書く」事への一歩である
なお、子供達の名前は 仮名です。
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