楽しい教室

ワイワイ、ガヤガヤ・・・幼稚園ってなんだか 楽しそう。アメリカの教室内ってどんな感じなんだろう?どんな事を 子ども達はするのかな? 始めて園を見学する子どものほとんどは その目新しさに おもちゃやレゴ、Play Doughなどで 遊んでいきます。アメリカの幼稚園の教室には、色々なエリアがあり それぞれに関係するもので 遊んだり、また教師が遊具を定期的に変えたりして 退屈しないようにしています。室内時間には、普通アート、テーブルアクティビティ、それから おままごとなど 他のエリアも公開して自由に遊べるようになっています。教室内の様子は、こんな感じです。(これは 実際のよくあるタイプを基本に、私が作った 架空のものです。)

   


   

 


   

 


   

 


    1.Math & Writing Center (算数と書き物のエリア)

ここでは、子どもたちは 机に向かって算数をしたり、アルファベットを描いたり、絵をトレースしたりして遊びます。3、4才以降から、計り器、時計、図形ブロック(三角や四角、球など)、ドミノなど 算数に関するものがあります。テーブルでは、Pegboard(ピンを数字の書いてある数だけ穴に差し込む遊び)、パズル、色素に関する遊びなど 園児レベルで算数を楽しく学習します。3才くらいから、「1+1」や「1+4」などの「計算」も指や人形などを使って覚えていきます。同じ時期、子ども達は アルファベットに興味を持ち出すので、文字の練習をします。半数以上の子どもは、6才には自分の名前が書けるようになります。



2.Dramatic Play Area (おままごとのエリア)

子ども達に人気のあるこのエリア。台所のようなグリルやコンロ、水道の台があり、洗濯機やアイロンかけなどのおもちゃもある所もあります。おままごと道具(おもちゃの食器や子ども服、ハイヒール、帽子、かばん、フライパンやおもちゃの食べ物)は、1才からあり、人形やおしめ、毛布などを使って、子どもたちは、「自己管理」や「想像力」を学習していきます。大人たちのやることも覚え、ドレスやハイヒールをはいて歩くのも好きです。また、このエリアでは テーマによって、「お医者さん」「郵便やさん」「看護婦さん」「先生」「獣医さん」「ポリス」など それぞれのユニフォームや道具を置いて、子ども達に遊ばせたりします。そこから 子どもたちは 身の回りにいるCommunity Serviceのお仕事を学んだりするのです。



3.Art Project (アート プロジェクト)

1日に2、3回 テーブルに アートを設け、室内時間には いつでも好きな時に出来るように教師が用意をします。アメリカと日本と違うのは、「XXの絵を描く」ということをしない、ということです。アメリカでは、絵は 描きたいときに 描きたいものをかくものだ、というコンセプトから、特に設定はせず、「絵を描きましょう」というプロジェクトも提供しません。子どもたちは、絵を描きたいときは 別のテーブルで描いています。このテーブルでは 主に コラージュ、ペイント、フィンガーペイント(手を使って、ペイントする)、プリント(移し絵)、粘土、Flubber,Marble Paint(箱にビーズ、絵の具、紙をいれ、箱を揺らすことによって紙にペイントしてゆく)などを やります。クレヨンや水性マーカーなどもあります。Easelは いつでも使えるようになっています。



4.Block Area & Circle Time (ブロックエリアと サークル時間)

Block Areaには、年齢にあった、レゴ・ブロックを始め、積み木、木のブロック、木材、幼児にはフォームという柔らかいブロックやペーパーブロックなど カラフルにあります。街の絵の描いてあるカーペットを敷いて、くるまや汽車で遊んだり、動物大国などを作って 子どもは 楽しんでいます。ブロックエリアは ある程度、スペースが必要なので、ここで、皆が一斉に集まる Circle Time(又はGroup Time)をすることが多いです。

Circle Timeは 1日に2回はあり、子どもたちは 全員座って、先生と絵本読み、歌、ダンスなどを10ー15分します。4才くらいになると、「発表会」もあり、指定された子どもたちは、「今日の出来事」などを発表し、他の子どもたちは それに対し 質問をする場があります。アメリカ教育では、今後小学校から こうした「発表会」が授業で頻繁にあるので、それの練習、といったところでしょうか。ほとんどの子どもは、 "Me!" "Me!"と 手を挙げ、話したがるので 驚きです。その他、「カラオケ」「ビンゴゲーム」など ゲームもあります。



5.Science Table (科学のつくえ)

2才以下は、金魚の水槽などを始め、生き物の絵や写真が貼ってあります。虫眼鏡、色眼鏡、万華鏡、音の違うシェイキング・トーイ などがあります。園庭でひろってきた 綺麗な葉や石ころなど 自分達で置いて飾ったり、色粉のついた水に、セロリやパセリをかざして、野菜の色が変っていくのをみたりします。宇宙、恐竜、虫などにも興味を覚える年齢です。



6.Library Corner (図書館)

絵本の表紙が見れるようになった本棚、そして 大抵 子どもようソファなど置いてリラックス出来るよう設置してあります。クッションやマットなども用意し、静かにしたいときなど子どもには ここへ来るよう指導しています。絵本は テーマなどによって定期的に交換し、子どもたちの興味に合ったものを用意します。手人形やその舞台などもあり、子どもたちが自分たちで ストーリーをつくったり、家族の写真を使って、オリジナル本を作成したりします。



7.Potty (トイレ)

Pottyとは、トイレのこと。教室から離れている園もあれば、うちのように教室の隣に設置してある園もあります。水道は足押しタイプになっていて、蛇口に手で触らないよう 衛生面でも 注意しなければいけません。子どもには、1人でリキッドタイプのせっけんを取り、手を洗い、ペーパータオルで拭くよう指導しています。



少しはアメリカの園が、想像できましたか? 壁には 子ども目線で アートが飾ってあったり、カラフルで楽しい感じになっています。