日本旅行L(怒りの免許書き換え)

今回の日本旅行 絶対済ませておかなくてはならないこと、それは 日本の 免許書き換え

私の性格上、本来なら面倒な事は最初に済ませておきたいと 結婚式の後すぐに書き換えに行くつもりであった。
にも関わらず、過密スケジュールにより、午前中XXちゃんと、午後は00ちゃんと。。。と1日に何人もの「会っておきたい」友達と会っていた。帰国日はひしひしと迫っていき、とうとう最終2日前となってしまっていた。
絶対に免許書き換えをしなくてはならない状態である。(焦)

私の免許は今年の誕生日に5年間有効の免許が失効してしまっていた。よって、失効者は警察では更新できずに神奈川二俣川教習場まで行かなくてはならない。これが、かなり面倒なのである。

私の実家から二俣川までは車なら空いていれば15-25分だが、電車だと乗り換えして(駅から徒歩も含め)1時間位はかかってしまうという とても不便な場所にある。神奈川に住む人全員が試験や更新などで1つの場所に来なくてはならないというのも なんだか納得がいかない 。私より不便な市に住む人は大勢いるであろうに。。。

私は日本の運転免許(原付、シフト+オートマ)とカリフォルニア州の免許と両方持っている。
日本に今後住む事がないのなら、アメリカの免許を国際免許(1年間有効)に切り替えて日本で運転をすることだって出来る。だが、19歳の時に25万くらい払って通った教習所や高い日本の免許のことを考えると、これを失効させてしまうのは惜しいような気がしていた。

私の免許は更新から既に2ヶ月が経過していた。
おまけに住民票は、海外在のため日本にはないことになっている。
よって失効手続きは普通のそれとは違う事が分かっていたので、私は母に頼んで事前から必要書類等を電話にて問い合わせて貰っていた。それによると、更新連絡書のはがき、戸籍謄本、パスポートに海外にいるという証明、(持っているなら)海外での免許証、ということであった。おまけに、失効した者は月ー金の 8:30-9:00、13:00-13:30 というわずか30分間しか受け付けをしていないという。インターネットがあり、携帯がありのこのご時世で、なんと不便極まりない古いシステムなのだろう!
私は行ってから「(書類不備のため)受けつけできません。」と言われないよう、ちゃーんと調べておいたのだった。 これは 何ヶ月も前にインターネットや電話などでも調べてはっきり分かっていた事である。

そして米国帰国2日前、運転の怖い私は弟に車で送迎を頼み、朝から教習所へと向かった。調査によると、失効後3ヶ月未満の優良運転者は講習も優良運転者講習のみ(約1時間)で済むはずであるので、それほど時間がかかるとは思わず、「じゃあ すぐに終わると思うから!」と弟に言い残して、教習所へ入っていった。

書類を記入し、切手(3800円)を購入し、列にならぶ。ここまでは、順調に私の予想通り進んでいった。
が、しかし受け付けにて「戸籍謄本では受付はできません。」というのだ!
「しかし、電話で確認したときには住民票がない人は戸籍謄本でということだったんですけど!」と私は言い寄った。

ちょっと待ってください、ということで 私は彼女の上司らしき人の元へと連れて行かされた。
このおやじも「いやー、住民票がないヒトには、住民票がないっていうバッテンにかかれたものが区役所にあるんですよ、それをもってきて下さい。」とのうのうと言うのだ!!(怒)
私はかなり頭にきたので、「電話では 係りの人が戸籍謄本をもってこいっていうから、持ってきたのにココまで来て それは違うっていうのは どう言う事ですか!?誤った情報を教えるくらいなら そんなのないほうがいいし、もう少しちゃんと教育したらいかがですか!?」というと、 おやじは、「電話の係りはここではやってないんでシステムが違う」などとほざく。だったらなぜ 統一させないのか!?? 誤った情報を流し、当日「違う」なんて言われたほうはたまったもんではない。 おまけにテンポラリーで日本に居る私は、父親のサイン と父親が「確かにこの住所にX月X日まで居ます。」という一筆、私宛のはがきなどの証明(これってなぜ 更新連絡書じゃたりない訳??これだってあんたらが うちに送ってきたものやんか!)なども必要、など  まったく電話では聞いてない ことを言い出す。
完全に 私は頭に来ていた。

ここで30分くらいおやじと討論になったが、「戸籍謄本ではだめ」という信念を全く変えないため、私は それならもうこんな日本の免許なんかいるもんか!!とやけになっていった。どうせ、日本人ならカリフォルニアの免許から日本の免許に書き換えができるはずである。そんな話を前に聞いた事がある。
が、しかし 神奈川県では「海外免許からの書き換えでは 二俣川にて適正試験、実地試験を受けなくてはならない」という。つまり、ムリ ってことじゃん、それって。。。。(二俣の学科試験は まず2,3回では受からないといわれるほど 超厳しいのである。)

「今なら失効後3年を過ぎてないから 絶対に更新するのがいいわよ!午後も受け付けやってるから区役所で取ってきて戻ってきたら?」ってことを外国免許からの書き換えの受け付けにて言われてしまった。
。。。あさって(サンディエゴに)帰ってしまったら もういつ帰ってくるか分からない。。。。このまま失効させてしまったら もうおそらく日本の免許は取れないであろう。IDにもなる運転免許証を 本当に失効させていいだろうか・・・?と、1人考え、午後にもう1度で直すしかない。。。と思ったのであった。

私は携帯からガンガンに英語で夫に、この融通の利かないシステムのばからしさを文句言っていた。人前では使っちゃいけない言葉もガンガンに使って。。。(どうせ分からないしね・・・笑)
戸籍謄本とか本人のみの戸籍謄本とか住民票に、住民票がないという住民票除外証明書 。。。なんで こんなにややこしい書類が必要なのだろう?紙に使用を抑えるために、ほとんどコンピューター化しているアメリカとうらはらに、日本ではいつまでたっても紙での保存をしている。

これが日本なのだ。
これが 私の嫌いな日本の部分なのだ。
融通の利かないところ・・・
あっちが悪い、こっちが悪い、と人のせいにしてフレキシブルに対応できないところ。
今回は、ずっとイライラせずに楽しく日本で過ごせたというのに、最後の最後でがっかりしてしまった。
(やっぱり、日本って変わってないよなあ。。。)というのが 私の感想である。

早速帰宅してから区役所へ行くと、無事「住民票がないという除外証明証」を発行してくれた。
しかし この証明証も住民票を除外してから5年で発行さえできなくなるそうだ 。そうなると、アメリカに住む私には、住民票も除外証明証も もはや完全になくなる。では その後の免許更新にはどうしたらいいのだろうか・・?
警察での更新には、住民票なしで出来る。私は これからは その時期をねらって帰国してくるしかないだろう。

今や 在米7年の私は、短期滞在外国人・駐在員には難しいといわれるクレジットカードも簡単に取得できる。
仕事を持ち、毎年税金を納めている。
去年には、私名義でローンを組み低利率にて新車を購入した。
アメリカに長く住めば住むほど、ここに住みやすくなっていき 今はほとんど「外国人としての」苦労というものはなくなった。

その反面、日本ではどんどん立場が弱くなっていく事を、帰国して初めて気づいた。

住民票もない。国民年金納めもない私。
仕事も日本にはないから、クレジットカードのついた銀行口座さえも開けない。
「わたし」という記録が なくなっていく。。。。

私という存在すら徐々に日本から消えていくようで、なんだかそれが寂しく思えた。

午後、時間通りに弟と夫に再び 二俣川教習場へ送ってもらい、再度チャレンジをしてみる。
今回会った受け付けでは、CA州免許証や父親のサインどうこうでさえ必要なく、スムーズに事が運んだ。
じゃあ 朝言ったこととちゃうやん!!(獏)なんて いいかげんなんだろう。。。

失効後6ヶ月未満の無事故・無違反であったため、講習は「優良運転者講習」という1時間弱で終わる講習でやっと無事免許がもらえることになった。今度の更新は3年後の誕生日。もうなにがなんでも 次回は警察にて発行してもらうより他に道はない。(ちなみにパスポートや婚姻届・出産届などは すべて日本領事館で受け付けているというのに、免許だけは誕生日までに帰国しないと更新できないなんて なんという不便さだろう!)

今回の神奈川県の免許証、クレジットカードサイズに小さくなっていた。アメリカや他国のように「スマイルして」写真を撮ってはいけないので な〜んか変な感じ。。。。
それにしても このカード1枚で計\4,500とは、信じられないほど高い国である。

これから免許書き換えをお考えのみなさんも 書類などには気をつけましょう!

Mへつづく。。。




  免許に関する必要書類のあれこれ

I. 免許証の失効 (6ヶ月未満)

II. 免許証の失効 (6ヶ月以上経過)

III.免許証の失効 (3年以上経過)

W. 外国免許から日本免許への切り替え

V. 国際運転免許を取得(日本 / アメリカ)

VI. カリフォルニア州免許取得法