ゴットペアレンツ

アメリカで一般的なのに、日本ではあまりメジャーではないものの1つに、「ゴットペアレンツ (God Parents)」というものがある。

ゴットペアレンツとは、子どもが誕生すると同時に命名される第2の親のようなもので、子供の両親に何か合ったときには、このゴットペアレンツが両親に成り代わり、子どもを無事に育てます、という誓いを立てる人のことを指す。

ゴットペアレンツは 何も夫婦そろってなることはない。ゴットファーザー (God Father) だけでもいいし、ゴットマザー (God Mother) だけでもいい。自分達の両親がこのゴットペアレンツになることはなく、普通親友が「この子のゴットマザーになるわ。」と誓ったり、親戚のおじさんだったり、はたまた まったく別の人が 万が一 何かあったときの「育ての親」になり代わる事がある。
多くの人が1人はゴットペアレンツがいるものだが、中にはいない人もいる。特に、日本から来た国際結婚のようなカップルだと、米国人に知り合いが少ないとかで、特にゴットペアレンツを子どもに与えるチャンスがなかった人もすくなくないと思う。

ゴットペアレンツの由来は、カトリックやキリストなどの影響からくるもので聖書にも載っていると思うが、神に代わって子どもを育てていく人であるから、日本人でゴットペアレンツがいる人は少ないと思う。

では、親が死ぬまでは特に何もしないのか?というと、生きているうち(なんだか 物騒な話だが・・・)は、小さいうちから、ゴットファーザーと遊んだり、映画に連れてってもらったりと常に接触をもつようだ。特に その子が大きくなり、卒業、結婚、出産なんていう大事な人生の折り目には 必ずこのゴットペアレンツも招待することが大切だ。

私達夫婦は 特にカトリックでもないのだが、「今年は子ども作ります!!」宣言をアメリカの両親(*1)たちに告白した今年のレストランでのこと、「それじゃあ、見事成功した暁には、私がゴットファーザーだ!」とDADが笑いながら言い、MOMとDADが 私達の子どものゴットペアレンツになってくれる事になった。
私はとても光栄だった。
アメリカには親戚家族が居ない分、ゴットペアレンツがいて私達の子どもを大切に想ってくれる人たちがいることは、何よりもあり難い。

この子は、ここ米国で生きていくのだから・・・。



(*1)アメリカの両親・・・両親ではないのだが、私達には家族のようなアメリカン両親がいるのだ。クリスマスや大感謝祭などファミリー行事には必ず 皆で過ごしている大切なアメリカでの家族達。