Daddy & Me Day

Mommy & Me Day を母の日にやったとしたら、やっぱりDaddy & Me Day、やらないわけにはいかないっしょ。(爆)
というわけで、6月第3週目の金曜に、父の日のイベントを行った。

なんてったって、ドタバタと慌しく作り上げた母の日のプレゼントからわずか1ヶ月しかないのである。毎日があっという間に過ぎていく幼稚園の教師生活では、父の日に何をプレゼントしたらいいか? ゆっくり考える間もなく、日々のアートやアクティビティの準備に明け暮れる。残りもわずか少なくなってきたところで、「どうしようか・・??」とパートナーの先生と悩んでしまった。

母の日には結構受けたので、父の日も朝食サービスすることになった。さて、朝食には何を出そうか・・?ここでちょっと考え込む。マミーなら同じ女性なので、何が食べたいかすぐに浮かんでくるが、男性だとそうはいかない。甘いマフィンは朝から食べないだろうし、前回にベーグルをやってしまったしなあ・・。

「ねえ、キャシー、あなたのダディ何食べる?」側にいたキャシーに尋ねてみる。
「私のダディ?私のダディ 何も食べないの!それで仕事行っちゃうの!」
・・・そうなのである。男性は、朝食を食べない のである。パートナーの先生の夫も私の夫も そういえば、朝は何も食べずにコーヒーを飲んで、メールをチェックしてトイレに雑誌持ち込んで、それじゃあ仕事に行くね、バイバイ チュ!なんである。 
男ってのは、結構 みんな そんな感じらしい。子ども達のマミーと話しても「そうねー、うちのも食べないね、朝は。」なんだから。(笑)

朝食企画、つぶれたり!?と思いきや、やはり午後、男性のみのパーティよりは朝が良いだろうという事で、(^_^:)
今回は子どもの希望優先に、ワッフルにハニー&バター、フルーツサラダ、OJということになった。

さてアメリカでは、こういった子どものための企画には、パパも積極的で仕事も割と融通が利くので時間を取ってくれるパパが多い。確か日本だったら、この日のためにわざわざ「日曜に学校」だったはずである。両親のために日曜 学校へ行くことはアメリカでは稀で、普通どの企業もその辺は自由が利くようになっている。それは、基本的にアメリカ人は、「会社のために仕事をする」のではなく、「家族のために仕事をする」 からだ。

そんなわけで、パーティなどのイベントものには夫婦で参加する父兄が少なくないのだが、こういった父限定イベントになってくると、ちょっと彼らの様子も変わってくる。
割と他の子どもの母親とおしゃべりしたり、積極的に他の子ども達と遊んであげるマミーが多いのに対し、ダディの方はというと教室内で、小さなイスに小さなテーブルを前にちょっぴり居心地悪そうに そわそわする。
他のダディとおしゃべりに明け暮れる男性は かなり少ない。しかも 背の高い男性郡が、集まると教室内が なにやら暑苦しく狭く感じてしまう。大抵のダディは その大きな体を 目立たないよう目いっぱい小さくしながら、自分の子どもとのみ お話しているケースが多い。寄ってくる子どもは歓迎だが、自分からは、恥ずかしいからいかないぞという感じなのである。女性の様子も日本でもアメリカでも同じようなので、きっと男性の様子も日本でもそんな感じではないだろうか?

とはいえ、そんな様子を気にすることなく子ども達にとって、ダディが学校で過ごしてくれるのは、かなり嬉しいことなのだ。そんな子どものため、ダディ がんばる!という感じではないだろうか?

今回、プレゼント企画として考えたものは、朝といったらやっぱり子ども達作成の「デイリースポーツ」 (新聞)。
男は、大体スポーツ新聞ってことに、どこの国もなってるらしい。

スポーツ記事についている写真を切り抜き、子ども達に「この写真は何を表しているの?」と子どもが想像することを聞き書き留めて集めたもの。
年齢によって文章の長さにも違いがかなり出てくるし、白黒の写真からは多くの子どもが、野球なのかバスケットなのかフットボールなのか 区別がつかないようだった。その想像力と発想が文章を豊かにし、面白いストーリーを作り上げる。出来るだけ 本物の新聞に近く作りたかったPCマニア(?笑)の私は、エディター用ソフトウェアを駆使し、1週間かけて夜な夜な作り上げていった。

当日、ダディーと子ども達がやってくる。気を使ってなのか、朝だから やっぱり食べたくないのか(笑)、半数くらいの父親は、子どもに食べさせているだけである。男性というのは、難しいものだ・・・。
そして、ギリギリまでかかって作り上げたスポーツ新聞を配り、ダディたちが笑いながら読み始めた。自分の子どものアートや作品が多い中、こうしたクラス全員のものをまとめたものは、他の父兄にも 他の子どもの存在がわかるわけだし、新鮮で好評であった。 ダディに自分達の作った新聞が受けて、子ども達もワイワイ騒ぎはじめる。
「あ、これねー、アリーのだよ、ほら、あそこにいるコ。」「そう、これは、僕が作ったんだよ!」
他の子どもを交えて、会話が生まれる。普段、母親に比べると、クラスメートの名前を言える父親が少ない分、こうやってクラスに参加をし、子どもの友達を知ってもらうのは、大事なことだと思う。

ところで、マミーたちに比べるとダディって、「父娘」なのか「父息子」なのか なんか分かるなーって感じがした。
息子のいる父親だと、「仲良しBuddy」という感じで一緒に遊んだり、その関係はまるで友達のようである。
英語だと "Hey, Bud!" (よう、ダチ!)と子どもを呼ぶ事が多いし。
その点、娘のいる父親は なんだか 甘〜い恋人のようである。「は〜い、XXちゃん!」なんていって、娘を見る顔つきも非常に優しい。ああ、この父親して娘、っていうのが納得できるようなのだ。

そんなこんなで大勢のダディが参加して、Daddy & Me Dayも 大成功に終わった。
同僚の男性先生に聞く。「ねー、朝何食べるの?」
彼は言う。「朝は 何も食べないよ。」

やっぱね〜!!(笑)

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子どもの名前は仮名です