母乳バンザイ!
前に話したように私は母乳のみでべべを育てている。
自分と赤ちゃんにとってベストな方法は?と、沢山の育児雑誌や育児本を読み、母乳オンリーでいくことに決めた。
いや、あえていうと、母乳が一番と妊娠がわかったときから自然に考えていて、それを裏付けさせる為にリサーチした、といったほうが正しいかもしれない。
母乳のメリットというのは、あえてここでは書かないが、フォーミュラというのは私には考えられなかったのだった。
妊娠も予定日間近になるとドクターから「あなたは母乳で育てますか?それともフォーミュラを使う予定ですか?」という質問を受ける。これは、出産後、勝手に哺乳瓶でミルクなど与えない為に、母乳派ならすぐに母乳を与えられるように配慮するためで、分娩室でもナースから「あなたは母乳派ですか?」ともう一度確認される。
母乳かミルクか?というのは、母親、または両親が決めるものだと思うし、ドクターから確認されるのは当然だと思っていたが、日本では産婦人科によっては、「うちは母乳推進ですから」とか「うちは哺乳瓶使いますから」とか病院側が決めてしまっているところもあるようだ。日本の育児雑誌を読むと、体験記として「母乳をあげたかったのだが、生まれてからすぐにナースが赤ちゃんに哺乳瓶を与えてしまい、母乳もうまく出ずに、ミルクで育てる事になってしまった。。。」など載っているのを読むと驚いてしまう。なぜ こんなに重要な事を、病院が母親の承諾なしに勝手にしてしまうのか??信じられない話である。
しかし、日本の友達でも「よく考えてなかったけど、病院が母乳だったから自分も母乳にした。。」など言ってるところを見ると、病院優勢はわりと多いのかもしれない。
アメリカの病院は、すべて母親(患者)側で決められるので、私ははやくから「母乳のみで育てるつもりですから。」とドクターは勿論、周りの皆にも公言していた。
しかし、「母乳が出なかった」という話もよく聞く。私もそれが心配ではあった。
いくら母乳で育てる!と頑張ってみてもでなければ無理な話なのだ。日本ではそのための「母乳マッサージ」というのを母親学級でやるらしいが、アメリカではそのようなクラスは、希望者だけ有料や無料でやっていて(誰でも必ず受ける)というものではなかった。
もし、母乳で何か問題があったらラ・レーチェリーグ(*1)に参加するつもりでいたが、(自分はおそらく母乳でやっていけるだろう・・・)という予感はしていた。
なぜなら、私は妊娠30週目ですでに、プレミルクがでていたのである。
ある日、シャワーを浴びてから日本の妊婦さんがやってるようにそろそろ母乳マッサージをしなくては。。などと考え、日本の育児雑誌を参考に自分でマッサージをしてみた。すると、簡単にミルクがポタポタでてくるではないか!?私は、このとき正直びっくりしてしまった。プレミルクは、子どもが既にいる人だとでることがよくあるが、初産でこんなに出るなんて思ってもみなかったのだ。
しかし、ドクターから「プレミルクがでると、子宮に影響をあたえ、出産の準備にかかってしまう。(つまり、早産の危険がある)だからマッサージなどはやめたほうが良い。」と後言われ、母乳マッサージもなにもすることなく出産を迎えた。
母乳にして正解だったと、私は思う。
母乳だったおかげで、産後3週間で私は元のサイズのジーンズに戻れたし、おっぱいを吸うべべと私のロッキングチェアでの時間は、私にとって何よりもスペシャルな時間である。
母乳が出る秘訣は、産後すぐ赤ちゃんに母乳を与えた事が良かったんだと今思える。私は生まれて数分で血にまみれた我が子を抱き、30分後には左右15分ずつ母乳を与えた。産道を通り生まれてきたばかりだというのに、赤ちゃんはすでにおっぱいを吸うことを知っている。すごく神秘的だと思う。べべも、30分たってもまだ吸いつづけていたため、指を口のなかに入れ止めたほどである。それ以来、私の母乳は、沢山出ている。
「母乳だと哺乳瓶を嫌うようになる」という問題も、私は生後6週間(*2)たってから週1回母乳をPumpして、哺乳瓶で飲ませることで解決している。
問題点は、ミルクが溢れてきて大変だったことだ。シャワーなんかを浴びた後、体を乾かしているときに、ミルクがポタポタ流れ出てきてあわてて着替えたり、今でも溢れるほどなので、「2週間後には止まる」といわれていた母乳もれもまだかなりあり、母乳パットはかかせないのが難点。
それもいつか落ち着く日が来るのだろうか?
母乳は良いこといっぱいある。私もべべもそれをとっても楽しんでいるのである。
沢山母乳を出す方法
1.産後すぐに母乳を与えよう!
2.水を沢山飲もう!
3.肉、野菜、魚を食べ、沢山栄養をつけよう!
4.なるべくストレスを抱えないようにしよう!
5.よく睡眠をとろう!
ファーストシューズ
(*1)ラ・レーチェリーグ・・・全米世界にある母乳推進派ボランティア団体。子どもをもつ母親で、この名を聞いたことがない人は、まずいないだろうと思われるくらい有名。ラ・レーチェリーグでは、母乳で育てている母親同士が相談をしたり、ベテランから手ほどきを受けたりすることができる。日本にもある。
(*2)生後6週間・・・おっぱいを吸うのと、哺乳瓶とでは赤ちゃんは吸い方が違う為、2つの方法を学習しなければならない。哺乳瓶のほうが、無理に吸わなくても出てくることから、あまり早くから使ってしまうと赤ちゃんはおっぱいをうまく吸えなくなるため、少なくとも4週間は哺乳瓶を使わないようにしたほうが良い。
|