便秘
クリスマス前の木曜朝を最後に、ブツを見なくなった。
今まで、日に2,3回はおむつを変える度に、ブツに再会していたのに、ふっと突然何も言わずに顔を見せなくなった。
新米両親はおろおろした。一体どういうことか!?? どうしてブツがないのだ!??
そして、木曜、金曜とべべの様子も少しいつもと違っていた。腰や足を繁栄に動かし、「ウ〜ン ウ〜ン」と唸っている。疲れているのによく眠れないのかすぐに起きては泣く。苦しそうだ、まだこんなにちっちゃいのに、ブツが出ないので苦しんでいる。
結局、土曜になっても出ないのでどうしたらいいものかと、ナースコネクション(*1)に電話。「お尻の穴に体温計を少し突っ込んで見てください。それから、暖かいバスに入れてお腹をマッサージしてあげて。それでも出なかったら、水を少し飲ますといいでしょう、明日になってもまだ出ないのなら連絡してドクターに診察してもらってください」ということだった。
カンチョウがないアメリカでは、乳児には乳児用体温計のさきっぽをいれて少しブツがでやすくなるようするようだ。私は、痛そうでちょっと可哀想。。。と思いつつ、頑張ってちょこっと入れてみた。ワ〜ン!!案の定、べべが泣き叫ぶ。ああ、ごめんよ、マミーはそんなつもりじゃなかったんだよ。。。ととても辛くなり止めてしまう。お風呂にも入れてあたためて様子を見たが、ブツの気配はちらともしない。
第2の手段。
(まだ小さいのに水を飲ましていいのか・・?)と疑問に思いつつ、初めて哺乳瓶を使い、与えてみる。
べべは、おっぱいと思い口にしてみるが、まずそ〜うな顔にすぐに変わる。ぺぺぺと吐き出しなかなか飲んでくれない。少し温めてみるが、飲むのは最初の1口だけ、あとはどんなにお腹が空いても飲んではくれず吐いてしまう。
その夜、もう1度ナースコネクションでドクターに会えるようお願いしてみることにした。
だが、「Glycerinを使ってみて。普通は1時間以内に出るけれど、24時間たってもでなかったらまた連絡して。」といわれ、なかなかドクターとの診察までもっていってくれないことに、多少イライラが募る。
仕方なく、乳児用Glycerinをドラッグストアで購入、早速試してみる。
これも親としてはとても辛い。
ブツがでなくて苦しがってるべべのお尻に、薬を入れる。ちゃんとなかまで入れないと、半端に出てきてしまうので、しっかり押すことが肝心だ、そしてこれがやってる方は辛いのだ。ギャー!!べべが泣き叫ぶ。
ああ、またしても。。。かわいそうなべべ。早くよくなっておくれ。。。と罪悪感を感じながら そう願う。
20分後、おむつを拝見。
プワ〜ン。。。。まあ、たんまりと3日分のブツ発見!
夫とふたり「ばんざーい!ばんざーい!」とハイ・ファイブ!!その横でべべは、ぷわ〜っとした顔でなんともすっきりした感じ。
だがしかし。
ブツは、その1度を最後にまた姿を消したのである。(ハア〜。。。 -_-:)
月曜になり、早速ナースコネクションへ朝8時半に連絡。どうしてもドクターにあって診てもらわなきゃだめだと思った。薬はくせになるのであまり使いたくはなかった。ナースに説明しドクターに会わせてくれと悲願する。だが、結局クリスマス・イブ前でドクターの数も少なかったらしく、時間内には会えないので、時間外ドクターに会うよう言われる。時間外ドクターだと、彼女の担当ドクターではないが、とにかく誰でもいいからドクターに彼女を診てもらいたかったので夕方、彼と2人、べべを抱え込んで診察してもらう。
そのドクターは、体重や彼女のお腹などをチェックして「熱もないし、お腹の中の様子は特に異常はない。おそらく、この赤ちゃんはミルクを吸収しやすく、うんちにならないのではないか。」ということだった。水をとにかく、できるだけ飲ませて、クリスマス明け、それでも出なかったら担当ドクターに会うといい。」といわれる。
体内に異常がないといわれ、少し安心したが、私たちのブツ対決はまだまだ続くのだ。
毎日暖かいお風呂に入れて、マッサージをし「でてこーい、でてこーい」と祈る。
根気よく温めた水を飲ましてみるが、成果は出ず。
友達に「小児科のナースをやってる知り合いから聞いたんだけど。。」といわれ、ベビー用プルーンジュースを
50%水で薄めたものさえも飲ませてみた。これは、かなり吐き出してしまった。
そしてとうとうブツにご対面できずに、クリスマス明けにようやく担当ドクターに会えることになった。
担当のドクターは「大丈夫!このコは母乳赤ちゃんだから、なかなかでない赤ちゃんだって、母乳だとありえるのよ。1週間に1度でもそれは、異常ではないわ。ガスがよくでてるってことはお腹のシステムが流れているということであり、お腹も柔らかいし異常が見られないから、きっともうすぐでるでしょう。」といわれた。
水やプルーンをあげたことを話すと、「だめだめ!そんなことしないで!母乳だけで充分!!そんなことを言ったドクターは一体誰?」といわれてしまった。あとで調べたら時間外で会ったドクターは、母乳に関しては少し遅れているドクターらしかった。べべの担当医の1人は女性で、母乳推進派ドクターである。
それからおなかのマッサージは時計回りに押しながらマッサージすると良い、と教わった。
もう、ほうっておくことにしよう、私と彼は担当医の話を聞いてそう思った。
そしてその夜中に、見事に8日ぶりに大量のブツがでたのである。
その後はというと、週に1、2度というのが1ヶ月続き、生後2ヶ月がたった頃から突然毎日するようになった。(喜) ちょうど私の両親が来ている時だったので、美味しい日本食をたらふく食べた事がいいおっぱいが出る一因なのか!?それとも緑茶を飲んだからか!?具体的な原因は不明だが、あれ以来ブツが出るので、緑茶を毎日飲むようにしている。
以前は「くさ〜い」とこぼしていた夫も、ブツが出たというと今では喜ぶようになった。(笑) 私にとっても毎日たくさんのうんちを出して服が汚れ手洗いすることが多くなったが、それも今では「ありがた〜や〜」である。うんちを出すべべをうんと誉めると、べべも嬉しそうにすっきりした顔でニコニコする。
出ないでないと嘆くより毎日くさい匂いをかぐ方が、マミーはとっても嬉しいのだよ。(爆)
いやはや 4,5ヶ月ならまだしも 生後数週間で便秘に悩まされるとは思いもしなかった。
この一件では、私たちは毎日うんちに頭を悩まし、振り回されてしまった。
ナースや友人や小児科の知り合いやらドクターやら、ほんとうに色んな人から快便になる方法を聞き、あれこれと試しては見たが、やっぱり あかちゃんそれぞれ、なのであると痛感した。
皆いう事が違うので、自分でどれを試すか、どの方法が一番その赤ちゃんにとってベストなのかを知る必要もある。私たちは、やはり担当医を信じる事にし、以後水もジュースも与えてはいない。
私の母乳に問題があるのでは?と自己嫌悪に陥り、それ以降、一応牛乳を飲むのとスパイシーな食べ物は控える事にした。
あまり情報に振り回されてしまったり、特に親の世代の時代遅れで間違った方法などを医者の判断なしに取り入れるべきではないのである。
(*1)ナースコネクション・・・ドクターに会う前や診察時間外にナースコネクションを使い、ナースに24時間いつでも相談できる。月齢や症状を詳しく説明し、適切なアドバイスを貰う。ただし、ナースそれぞれに思うところがあり、意見が違うことも多いので自分で後は判断し決断しなければいけないだろう。
|