幼児虐待について考えよう!

ここ数年になって、日本でも幼児虐待に関する犯罪や法律などが繁栄に取り上げられるようになりました。 私は、虐待が増えたのではなくて、虐待は むしろ 日本にも以前からあったと見ています。ただ、日本の風習で、家庭内のことは家族にしか分からないようになっていたし、叩いたりという身体的暴力も 躾の1つと容認されている部分も多かったので 公にならなかっただけのことです。私は、まだまだ 水面下では虐待が行われているのではないか、と判断します。

虐待についての 正しい知識を得て、私達 大人が虐待から子供達を 守らなくてはいけません。 虐待とは、子供に 肉体的・精神的・性的ダメージを与え、間違った躾を行うことをいいます。虐待には、肉体的、精神的、性的虐待と 怠慢とがあります。

肉体的虐待とは、なぐったり、蹴ったり、やけどをさせて 身体に対する暴力のことを指します。多くの場合、その子どものことを知る人間によって、肉体的虐待が発生します。

精神的虐待とは、言葉の暴力で、「お前は、いつもバカだね。」「あんたなんか生まれて来なきゃ良かったのに・・。」など子どもに対して言い、子どもの自尊心を失わせることを指します。

性的虐待とは、子どもに対して性的行為を行うことをいいます。不適当に子どもの体を触ったり、ポルノに出したり、裸にして写真を撮ったり、性的言葉かけをすることが虐待にあたります。性的虐待は、その子どもを知る人、知らない人から受ける あらゆる可能性があり、室内やトイレなど公共の場でも発生する可能性があります。
日本では、ごく自然に行われることでも ここアメリカでは 気をつけなくてはいけません。例えば、自分の乳児の裸の写真を撮る、公共の場で裸にさせて海水浴させる、大きくなっても一緒に風呂へ入ることなども アメリカでは 注意したほうがいいでしょう。

ある園では、水遊びの前に、園児たちを裸にさせていた所へ見学者が訪れ、CPSに通報されたこともあるそうです。見学者にすれば、子どもたちが裸になって歩きまわっているのは不自然に感じたのでしょう。
私達、教師も注意しなくてはいけないし、特に男性教師は 着せ替えのとき、子どもと2人きりにならないなど 注意した方がいいでしょう。なぜならば、もし園児が、「X X 先生が 私を触った」など言えば、問題になり、調査が入る可能性が高いからです。虐待を知るという事は、子どもたちを守ると同時に、私達自身もそういった誤解を招かないよう注意するということです。

また、私達は子どものアザや傷にも敏感になり、父兄とコミュニケーションをよく図ることも大事です。どこでどうして怪我をしたのか、明確にする必要があります。

最後に怠慢ですが、これは教育や生活全般において子育てを放棄することを指します。食べ物を与えない、服やオムツのとりかえ、風呂に入れないなどは勿論、学校へ行かせない、抱いたり愛情表現をしないことも含みます。日本と違うのは、子どもを1人にすることも「怠慢」という虐待に当たるということです。 車の中や1人で買い物へ行かせたり、11,12歳未満の子ども達を 家に置いて留守にするのは禁止されています。

なぜ、虐待から子ども達を救わなければいけないのでしょうか?
虐待行為は、子どもを傷つけます。虐待を受けた子どもは一生傷つき、人生をも変えてしまうこともあるでしょう。虐待を受けた子どもは、自尊心を失い、自ら暴力的になったり、人間関係、精神、感情コントロール、学力低下などに支障が出てくることもありえます。ドラッグやギャング(不良)、アルコールなどに逃げる子どももいます。

虐待の要因は、色々考えられます。経済的、社会的ストレスや夫婦問題、教育に対する知識不足、病気やアルコール、ドラッグなどが一因になることもありえます。また、虐待の多くは、兄弟でも1人に集中されて行うケースが多く、その子どもが生まれた時の経済的問題や その子どもが別れた配偶者に似ている、再婚相手の子どもなど 原因は色々です。

それでは、もし虐待を発見したらどうしたら良いでしょうか?次のページで考えてみましょう。



A 虐待を発見したら・・・?