テロ爆破事件2(子供への話し方)

このようなあまりにも悲劇的な事件を どうやって子供に伝えたらいいだろうか?
勿論、アメリカに住むアメリカ人と、アメリカに住む日本人と、日本に住む日本人、ハーフの子供など環境や立場の違いでも 哀しみの度合いが変わってくるだろう。
ここでは Eitan D. Schwarz が書いたものを元に アメリカに住むアメリカ人としての 子ども達への話し方を書いてみたいと思う。

「なぜ 僕達を(アラブ人は)嫌うの?」
こう息子に聞かれたDJは 答えに困ってしまったと、ラジオで話していた。大人にだって分からない。なぜ こんなことをするのか? なぜ子供達を傷つけるのか? これから絶対に安全で自分達に危険が起らないなど なぜ保証できるのか? 子ども達には どう話したら分かってもらえるのか?

小さい子供はともかく、小学生、中学生、高校生にもなってくると 事件のことはイヤでも耳に入ってくるであろう。そして、親や教師から 正しい説明を求めてくると思う。簡単なことではないが、年齢によって 出来るだけ 事件について説明しなければいけない。詳しい本当の真実など大人でさえも分からないかもしれない。難しい説明ではなく、子ども達が安全だと感じるように手助けすることと、世界における悪魔やバイオレンスを バランスよく説明しなければならない。事件について むやみに感情的になったり恐ろしいことをいい子供が不安になるような説明はしてはいけない。

私はあの映像は出来る限り 子供には 見せないほうが良いと思う。あんな衝撃的な 大人にでさえショッキングな映像を見て 子ども達が理解するだろうか?また、映画かプレイステーションかなんかだと、間違った方向へ理解しないだろうか?
園児くらいの小さな子供には、なにも言わなくても いいと思う。4歳くらいになると少しは分かるだろうが、おおよそ この事件の内容を理解するには 難しすぎるし、子供なので クラスメートなどのアラブ人の子供に間違った偏見などを持っても困る。
このトピックについて、大人から 持ち出さなくてもよい。子供が聞いてきたときだけ、説明するが詳しい内容を知る必要はない。自分達がアメリカ人であること、アメリカに住んでいることに嘆き悲しむ、劣等感を感じさせるような発言は決してしてはいけない。

子供に説明する前に大人は、事件について自分なりに考え、子供にどう話すかまとめておく必要がある。冷静に、そして客観的に、決して怒りに任せてむやみな自分の思いを話してはいけない。
しかし 政治や国民、国家、バイオレンス、愛、真実、死などについて ゆっくり話し合うチャンスだと考えるのが良い。子供の年齢に合わせて 分かりやすく簡潔に話すことが大事だ。
 怒りという感情は 普通なんだということ、怒りは誰もがもつ感情であり受け入れてあげること。 父親が軍人である家庭もあるだろう。自分達はいかに父親(夫)を愛しそして誇りに思ってるか愛情込めて話すことが大事だ。

今回の悲しい事件をきっかけに、また 今居る自分の住まい、家族、国についてどんなに愛しているか、平和で 毎日食べていってるか 感謝をすることを説明しよう。安全とはいかに 素晴らしい財産かということに喜びを感じようと話をすることも大切である。

子供が 事件をきっかけに 暴力的になったり、またシャイ、寝不足、食欲がなかったり集中力に欠けるようなら学校のカウンセラーや専門家に相談することが大事だ。常に子供の様子を見守る必要がある。




子ども達が作ったアメリカン国旗